246 既にその名前は使われています [] 2011/02/26(土) 09:36:52.53 ID;YHkmcWVS
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出刃包丁持った猫が、俺に包丁突き付けてきた


猫「おかねちょうだい」
俺「お金?いくら?」
猫「さんぜんえん」
俺「いいよ。はいどうぞ」
猫「かたいのもほしい」
俺「小銭のこと?全部持てるかな?」
俺「何買うの?」
猫「カリカリ。いっぱいかう」
俺「そっか。でもお店遠いよ?一緒に行く?」
猫「…いく」
俺「包丁は重いから置いておきなよ。後で取りにくればいいから」
猫「うん」

247 既にその名前は使われています [] 2011/02/26(土) 09:37:33.60 ID;YHkmcWVS
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俺「カリカリいっぱい買えて良かったね」
猫「うん」
俺「重いでしょ?それずっと持って歩くの?」
猫「…重いの」
俺「家に置いとく?好きな時に取りにくればいいじゃん」
猫「…うん」


俺「外寒いよ?帰るの?」
猫「…」
俺「泊まる?」
猫「…そうする」



248 既にその名前は使われています [] 2011/02/26(土) 09:56:31.82 ID;QlbkO817
そんなわけで今、俺はあの猫の僕として従事する生活を送っている
やれ、カリカリは飽きただの、マグロにネギは抜きで頼むとか、コタツの中で屁をするんじゃねえとか
色々口うるさいあるじに育ったけれど、俺達は概ね幸せな日々を過ごしているつもりだ
単調で退屈な生活にもメリハリが出来てきたし、キツい仕事もあるじの事を考えて何とかやり過ごせている
あの出会いと今のくらしは俺にとっての宝物となった
俺達とそのあるじ達に永遠の幸があらん事を願って・・・

出刃包丁を持った猫、連載開始!



252 既にその名前は使われています [] 2011/02/26(土) 10:53:37.96 ID;yf4CV7HT
>>246のコピペ、続編もあるんだな。今ググって初めて知った。

「…おい。しっかりしろ」
寒い寒い風の吹く、冬の日だった。
お腹がすいて草むらにへたり込んでいた僕に1匹の猫が声をかけて来た。
「ちいさいな…おまえ、母ちゃんやきょうだいはどうした」
「…わかんない。いつのまにかひとりになってた」
「そうか…。どこか行くあてはあるのか」
「……ううん」
「……」
「……」

「…おい、ちび。包丁はもっているか」
しばらくの沈黙のあと、その猫は僕に言った。
「?」
「もってないのか…なら、これをつかえ」
そう言って彼は、一本の小さい包丁を取り出した。
ちょっと古ぼけてはいたが、それでもきらりと光っていた。
「おれは…もう、つかえないから」
彼は、ちょっと寂しそうにそうつぶやいた。



253 既にその名前は使われています [] 2011/02/26(土) 10:53:53.19 ID;yf4CV7HT
よく見ると、彼の体はうっすらと透けているように見えた。
「いいか、これからおしえるにんげんのいえへ行け。
そしてこの包丁をだして、今からいうとおりにしゃべるんだ。
しっかりおぼえろよ。…」

僕は彼から教わったとおりに、人間の家へ行ってこう言ったんだ。
「かっ…かねをだちぇ!」

…その後のセリフを上手く言えたかは、あまりにもハラペコ過ぎて
正直よく覚えていない。
人間は最初目をまあるくして、そのあと目からぽろぽろ水を出して
僕の頭をわしわしなでてくれたのは覚えている。
きみにはまだカリカリは早いな、かんづめとミルクだね、って言って
いっしょにお店へ行ってくれたんだ。

…僕はそのまま、その家の猫になった。
風のぴゅうぴゅう鳴る音を聞くと、あの時のことが思い出されて
ふっと振り返ると、あの猫―先代猫が、小さな四角い枠の中ですまして座っていた。

あの時もらった包丁は今も、大事に手入れして持っている。



254 既にその名前は使われています [] 2011/02/26(土) 11:25:14.83 ID;ICoyMTaD
なっ・・・涙なんか出てないんだから!これは水なんだからね!


しかも鼻から出てるだけだから!



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